【北海道】七飯町で「核兵器全面禁止のアピール」署名、人口過半数突破をめざす「核兵器なくす会」結成

10月28日、北海道・七飯町で中宮安一町長はじめ、5人のよびかけ人から「七飯町核兵器なくす会」をつくろうとよびかけがあり結成されました。

当日、総会の開会直前のインタビューに答えた中宮町長は、「(署名のとりくみは)とてもすばらしいことだと思います。人口の半分、1万5千をやるとなると、私自身が先頭を切ってとりくまないといけないと思いました。…今後、1万5千突破をめざしてがんばっていきたい」と発言され、開会前から大きな期待が広がりました。

 

「会」のよびかけ人を代表して、中宮町長があいさつ

司会から、町長、町内会連合会会長、社会福祉協議会会長、老人クラブ連合会会長、ななえ9条の会共同代表の5人のよびかけ人の紹介があり、代表して、中宮町長があいさつ。

▲紹介される「七飯町核兵器なくす会」の呼びかけ人ら

「みなさんご承知のように日本は世界で唯一の被爆国です。原子爆弾を落とした当事国アメリカの大統領が核兵器の廃絶をよびかけているときに、日本政府はきわめて静かで、ある意味ストレスになっていた。何とかならないのかなと思っていたら、3月22日にご訪問いただき、署名にとりくむことを決意した」と語ると、会場から大きな拍手がわきました。

佐竹康行日本原水協事務局次長のあいさつの後、舟見洋三七尾原水協代表理事から、七飯原水協として行った、5月、8月の「核兵器全面禁止のアピール」署名行動、9月20日に行ったよびかけ人会議など、この間の経過を報告。その後、議長を決めて、当面の活動と2012年度の方針と会則の提案を行い、討議しました。

討論の中では、「署名を集める年齢は?」「署名を集めるのに財政は必要だ。募金頼みでは難しいのでは」「行動を幹事会で決めたら、会員にどんな形で知らせるのか」など、率直な疑問と意見が出しあわれました。

 

町長、町内会連合会会長、社会福祉協議会会長、老人クラブ連合会会長、ななえ9条の会共同代表の5人が代表世話人に

役員は、「会」結成をよびかけてきた5人の方々が、そのまま代表世話人となり、「会」の顔として、それを支える、幹事長、2人の副幹事長、11人の幹事を提案し、全員で確認しました。

最後に、舟見幹事長は、「… 運動の積み重ねによって、いよいよ核兵器を廃絶できる時期を迎えている。その基礎になるのは、草の根の運動だと思います。一日でも早く核兵器の廃絶を実現したい。2015年をめざし、みなさんとともにがんばっていきたい」と役員を代表してあいさつしました。

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