栃木県原水協は3月28日、秋藤陽子さんを講師に、「核戦争を阻んできた力で核兵器のない世界の扉を開けよう」と題した講演会を開き31人が参加しました。
講演では、核兵器をめぐる現在の情勢、今後の展望などを中心に話され、署名を広げることの意義をつかむことができ、やる気と元気を得ることができました。
参加者のこれまでの活動や、日頃抱いていた疑問点などが多く出され、活動の交流も図られる講演会になりました。
講演をつうじて明らかになったのは、運動の成功のカギは、さまざまな分野で活動している諸団体が、共通の課題として”核廃絶署名”にとりくめる体制を作れるか否かにある、ということのようです。そのため今後、署名推進体制の組織化を急ぐことになります。
2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけた今回の新署名は、国民の一割を目標にしています。したがって栃木県での目標は20万筆ということになり、今後の協議の中で決められていくことになります。(栃木県原水協ニュースNo.76より)