【北海道】被爆者先頭に署名訴え

「核兵器なくせ、世界に平和を、これは被爆者の心の叫びです」と、札幌市被爆者の会と道原爆訴訟支援連絡会は3月8日、札幌市で宣伝を行いました。原爆投下から64年。最高齢91歳を含む被爆者15人と国民救援会道本部などから22人が参加しました。

 

「総理の決断を求める!原爆症認定制度の抜本的快晴と原爆訴訟の一括解決を」の横断幕や、「一日も早い救済を すべての被爆者に国家補償を」ののぼりを掲げて宣伝。道行く人たちが足を止めて署名に応じました。

「どうして国は(原爆症と)認めないのか」と怒りながらサインした男性(80)。当時、舞鶴の海軍通信隊にいたと話し、「佐世保や大阪などから通信が入るのに、広島からは何も入らない。どうも広島はやられたらしいと話していました。あのなかでよく生き残ったものです」と語り、募金しました。

道原爆訴訟原告弁護団の斉藤耕弁護士、非核の政府を求める道の会の小野内勝義さん、道原水協の岩淵尚事務局長が原爆訴訟の支援と核兵器廃絶をこもごも呼びかけました。

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