日本原水協は10月6日、東京・上野公園で6・9行動を行いました。3日からニューヨークの国連本部で核軍縮問題を議論する審議が第66回国連総会第1委員会で始まったことに合わせ、最大の焦点である核兵器禁止条約の交渉開始にすみやかにふみだすことを求めたもの。
2月15日からスタートした署名が7ヶ月半で100万人を超えたこと、日本原水協国連要請団がこの日午前中に第1委員会議場でセルジオ・ドゥアルテ国連軍縮問題担当上級代表とヤルモ・ビーナネン議長(フィンランド大使)に署名を手渡したことなどを報告すると、修学旅行に訪れた福島県の小学6年生たちがこぞって署名。
広野町からいわき市に避難しているとのことで、新しい住所を書くのは嫌だと以前住んでいた住所を書いていました。また、「この署名が平和に繋がるんですか?」と聞いてくる子も。そうだよと答えると「やったー!自慢できる」と喜んでいました。
千葉県鎌ケ谷市から来た女性は「ホットスポットなんです」と怒りながら署名。イギリス、フランス、コロンビア、オーストラリアなど外国人観光客からも署名が寄せられました。
1時間の行動には23人が参加し「核兵器全面禁止のアピール」署名が117人、福島の子どもたちを放射能被害から守る署名が22人、募金4209円が集まりました。