日本原水協国連要請代表団、第一委員会議長、上級代表に102万の署名を提出

核兵器全面禁止を求めてニューヨークの国連本部を訪問中の日本原水協代表団は、5日朝、軍縮と安全保障問題を扱う第1委員会を訪れ、同委員会のヤルモ・ビーナネン議長とセルジオ・ドゥアルテ軍縮問題担当上級代表に、集約された「核兵器全面禁止のアピール」署名102万9031筆を目録および写真として提出しました。

▲ビーナネン議長(左から2人目)とドゥアルテ軍縮問題担当上級代表に署名を提出する高草木代表理事と平野さん

また、代表団は、全国766の市町村長、97の副首長、557の地方議会議長、42の副議長、131の教育長の署名をあわせて、現物で提出しました。

提出にあたって、団長の高草木博氏は、この著名が、昨年5月のNPT(核不拡散条約)再検討会議にあたっての潘基文事務総長のよびかけに応え、「核兵器のない世界の平和と安全」のための「枠組」づくりをよびかけた最終文書の合意を実らせるためのものであることを強調して、核兵器禁止条約の交渉開始をとのよびかけに今期の国連総会が応えるよう要請しました。

提出は、15人の団員全員が参加して、第1委員会議長席で行われ、新日本婦人の会代表の平野恵美子さんも持参した署名を提出しました。

なお、代表団は第1委員会が開催された3日から核保有国やNATO加盟国、非同盟諸国、非核地帯参加国、日本政府代表部などを訪問し、精力的に申し入れ活動を続けています。

タイトルとURLをコピーしました