九州・沖縄ブロック原水協学校が1月31日と2月1日、長崎市でひらかれました。九州各県と地元長崎を合わせて76人が参加しました。
講師は、一日目は木村朗鹿児島大教授、2日目を梶本修史兵庫県原水協事務局長がおこないました。沖縄、宮崎、熊本、大分、福岡、佐賀、長崎各県からは運動報告とともに、2010年NPT再検討会議めざす署名運動、代表派遣のとりくみが語られ相互に学びあい励ましあう場となりました。
1日目、木村朗教授は「原爆神話から解放と核抑止論の克服―戦争と核兵器のない世界を実現するために」と題して講演。原爆問題をめぐる過去と現在―核抑止論の定着。9・11テロ事件以後の狂気の世界。核兵器廃絶に向けて何が必要か。などについて約2時間詳しい講演がされました。
2日目、梶本修史兵庫県原水協事務局長は、非核「神戸方式」について、実現までの経過、米政府のうごき、33年間守り通してきた運動のついて詳しい講義がされました。
参加者からは「二人の講義は大変良かった」という感想が寄せられました。
また、日本原水協代表団としてマレーシアを訪問、原爆写真展や大学生との交流などを行い帰国した川口龍也氏(長崎県)の報告がありました。その後会場から活動報告や決意の発言があり、学校を終了しました。