アメリカがイラクに大量破壊兵器があると一方的に決め付けて攻撃を開始した日から今日で3年を迎えましたね。
いまだに多くの罪のないイラクの人々の命が奪われ、自由が束縛されています。
世界中で反戦行動が沸き起こる中、日本各地でも、札幌で1000人のピースウォークが行われたり、大阪の「GO HOME」&レインボーPEACE旗の人絵文字が4000人の参加で成功するなど、様々なアクションが行われています。
東京では、日比谷野外音楽堂で「自衛隊はイラクから撤退せよ 米軍基地の強化・恒久化反対 3・19中央集会」が行われました。
その後のパレードでは、2日連続で強風の中サウンドカーの歩道側に「すみやかな核兵器の廃絶のために」大判ポスターを飾り付けて高校生たちと一緒に銀座から東京駅を過ぎたところにある公園まで歩きました。
高校生たちには、明日21日の13:00から筑波大学付属駒場高校で「ピース・イマジン」という首都圏高校生平和のつどいを開催する宣伝も兼ねて、いっぱいしゃべってもらいました。
3年前、アメリカがイラクに攻撃を開始した次の日の3月21日に、全国から1500人の高校生が渋谷に集まり、文字通り、「高校生平和大集会」を行いました。
高校生が「戦争協力拒否宣言」を発表し、渋谷や原宿をパレードする姿は各種マスコミに「(超大国アメリカに対する)もうひとつのスーパーパワー」とまで言わしめたのです。
ぼくが『原水協通信』2005年新年号で上戸彩さんにインタビューしたときにも、あの高校生たちの話をすると、「同世代の人たちがそんな風に考えて行動する姿に励まされます」と言っていました。
マイクを握って「保育士になりたい」と夢を語る女の子、銀座や東京駅の買い物客に向かって、つたなくとも熱い思いをぶつける男の子。みんな自分の言葉で精一杯ぶつかってる姿がまぶしかったです。
ぼくらの連は、もっとも最少人数だったけど、客観的に見ても内容、反響、どれをとってもピカイチだったと思います。なにしろ、交通整理のおまわりさんたちが「ここだけ周囲の反応が違う(もちろん良い意味で★)」と言ってたのが聞こえたからです。
今度は、もっと参加者を増やして、サウンドカー・デモンストレーションで「デモ」のイメージに革命を起こしたいなぁと思います♪
パレードに参加してくれた友人からは、「高校生のパワーをみて、自分のエネルギーに変えたり何よりも気持ちよかったのと楽しかったです。流れていた音楽のタイトルを聞きたいね~と話していました。教えていただけたら幸いです。CDなどに編集してあれば、カンパ代として買ってもいいねとも話していました。今後、またイベントがあればぜひお誘い下さい。友達も気軽に誘いたいなぁと思います(^_^)/」という感想を話してくれました。