「アピール:核兵器のない世界を」100万署名推進委員会(代表委員=川辺和宏・大阪労連議長、川本幹子・新婦人大阪府本部会長、篠浦一朗大阪原水協理事長)が12月8日結成され、日本原水協が目指す国民の一割1200万筆の署名目標を達成するため大阪が全国に占める位置と役割にふさわしい100万筆を大阪の署名目標とすることを確認しました。
推進委員会は1月21日、2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議へむけ、新年から署名行動を飛躍させようと署名スタート集会を大阪市内で開き、各団体・地域から60人が参加。平和サークル「たこ焼きからピース」(通称「たこピー」)の高校生も平和への思いを語りました。
記念講演した冨田宏治関西学院大学教授は、原水爆禁止世界大会起草委員長としての活動を紹介した上で、元米国務長官のキッシンジャーら4氏による呼びかけ「核兵器のない世界へ」や、「グローバルゼロキャンペーン」の開始などの、核兵器廃絶を求める世界の流れを紹介。「諸国民の運動と圧倒的な世論の力で、2010年5月に国連を包囲し、核兵器にしがみつく勢力を孤立させよう」と述べました。
参加者からは、「月1回の『6・9』署名行動を欠かさず行い、156回を数えた」(大阪市北区原水協)など、活動の様子が報告されました。
参加した大学生の石田知幸さん(20)は「原水爆禁止世界大会に参加する政府代表が増えていることなど、テレビで報道されない現状がわかりやすかったです」と話しました。