米海軍のミサイル駆逐艦フィッツジェラルドが小樽港に入港する問題で、北海道原水協は14日、小樽市役所を訪れ、小樽港湾管理者の山田勝麿市長に「入港反対」の申し入れをしました。
申し入れたのは道原水協のほかに、道労連、樽労連など7団体で構成する米艦寄港反対小樽連絡会、安保破棄道実行委員会、道平和委員会、道平和婦人会です。
フィッツジェラルドは、横須賀を母港にした第7艦隊のミサイル駆逐艦で、日本海のミサイル防衛監視・追跡作戦に従事しているイージス艦です。
申し入れでは、フィッツジェラルドがこれまでも「親善」を掲げて室蘭港などに寄港、日本の港湾の利用度、利便性を調査していると批判しています。
小樽市はフィッツジェラルドが2月5日から9日まで、小樽寄港を要請していると明らかにしています。入港の可否について同市は「核兵器搭載の有無、入出港・接岸時の港の安全性、バースの空きによって判断する」との従来通りの方針を示しました。
樽労連の青柳かおる議長らは「『核密約』文書などから多くの核兵器が国内に持ち込まれたことは疑いない。核兵器廃絶平和都市の小樽市は入稿要請をきっぱり拒否すべきだ」「市長は外務省の圧力に屈しないで、市民の立場に立って入港拒否の決断をしてほしい」と強く要請しました。
応対した吉本俊夫総務部次長は「毎年2月に入港してくるが、市としてもさまざまな業務があり、対応は大変」「意見は判断材料として市長に報告します」と答えました。