【北海道】「国連に出すのは知ってるよ」と高校生が署名

原水爆禁止北海道協議会は、核兵器廃絶、被爆者援護連帯を訴える6・9行動を札幌市内大通公園で行いました。核兵器廃絶条約の交渉開始を求める署名『核兵器全面禁止のアピール』への協力を呼びかけました。

ドイツはじめ世界は原子力発電所廃止に大きく動いている中、福島原発はもちろん、泊原発の安全性などについて指摘しました。被爆国日本から、原子力の利用の最悪の形態である核兵器全面禁止に向けて、大きく世界に発信しよう、この署名を8月の原水爆禁止世界大会に積み上げようと、訴えました。

署名した女性は、「正視できないですね。ひどすぎます。臭いはないけれど、これだけでも十分です」と顔をゆがめながら被爆の実相を伝える原爆パネルを見ていました。

兵庫県から修学旅行で来た男子高校生は、「小学校の時に広島に行きました。平和公園で、資料館も見学しました。」と連れだって署名。大阪の高校生は、「この署名、国連に出すのは知っているよ」と言いながら、せっかくだから修学旅行で来た北海道でと署名しました。

「去年の8月6日広島平和記念式典で、国連事務総長のあいさつが北海道で放送されなく、がっかりしました。しっかりしてほしいですね」と、署名する女性もいました。

参加者は道行く市民・観光客に「10月の国連にお届けします」と声をかけ、署名は41名が協力し、募金1000円が寄せられました。

(北海道原水協・嶋田千津子)

 

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