【京都】2009年新春「清水寺6・9行動」 被爆者らの訴えに340人が署名

新しい年をむかえた1月6日、京都教職員組合女性部との合同でとりくまれた新春「清水寺6・9行動」には、5人の被爆者をはじめ31人が参加。不況の影響もあってか、例年よりも観光客は少なかったものの、近年では最高の340筆の「核兵器のない世界を」署名が集まり、8,121円の募金が寄せられました。

 

1971年から始まった京教組女性部の清水寺6・9行動は今回で989回目、今年の6月9日には1000回目を迎えます。

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この日の行動では、京都ではなじみのノーベル賞受賞者の益川敏英さん、金閣寺・銀閣寺住職の有馬頼底さんらの顔写真入りポスターを提示して署名を訴えました。

 

海外からの観光客、親子連れ、若者などが次々と足を止め、署名に応じました。被爆三世という熊本の男性は、「祖母からずっと被爆体験を聞いていた。核兵器は早くなくしてほしい」と語り、大阪・門真市の女性は、「日本は唯一の被爆国で憲法9条を持っているのだから世界の先頭に立って核兵器廃絶を訴えてほしい」と話していました。

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