夢の島公園内にある都立第五福竜丸展示館で6月1日から8月31日まで新しい企画展「ビキニ事件 新聞切り抜き帖〜第五福竜丸の被災と人びとのくらし」が始まります。
1954年のビキニ事件・第五福竜丸の被災は、全国の新聞・雑誌でどのように報じられたのか。展示館の収蔵資料の中から「放射能雨」「被ばくマグロ」に関する各地の新聞を見ていきます。
開館時間は午前9時30分から午後4時まで。月曜日休館。入館無料です。
市民講座「ヒトと地球と放射線」開催
6月中に関連イベントとして市民講座「ヒトと地球と放射線」が同館内で開催されます。
各回とも午後4時30分から6時30分まで。
※参加費は資料代として500円かかります。
6月11日(土)放射線ってなんだ?
講師 崎山比早子(医師・元放射線医学総合研究所・高木学校)
6月18日(土)第五福竜丸からみえてきた放射線と人間
講師 安斎育郎(放射線防護学・立命館大学名誉教授)
6月25日(土)第五福竜丸と放射能の雨
講師 奥山修平(科学技術史・中央大学教員)
科学ドキュメンタリー映画も上映
冒頭に当時製作された科学ドキュメンタリー映画が上映されます。
『死の灰』(新理化学研究所 1954年/24分) 11日・18日
『世界は恐怖する〜死の灰の正体』(亀井文夫監督 1957年/80分) 25日
問い合わせ 第五福竜丸平和協会 電話03(3521)8494
公式サイト http://d5f.org/