2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて圧倒的な国民世論を集めるため、日本原水協と東京原水協、上野の森に広島・長崎の火を永遠に灯す会などは1月6日、家族連れや観光客で賑わう上野公園で2009年最初の「6・9」行動を行いました。
「原爆と人間」展パネルを並べ、今年の干支である牛やレッサーパンダの着ぐるみ、晴れ着姿などで「核兵器のない世界を」署名をよびかけると、家族連れや若者たちが次々足を止めて署名に応じました。
「核兵器の被害をいちばんわかっているのは日本。絶対なくしてほしい」、「戦争を知らない世代だが、世界から核兵器がなくなるように願っている」、「世界中で起こっている戦争は、日常生活とは遠いところにあるが、いつも心に留めておかなければ」など語りながら署名する家族連れや、「戦争はもういい、核兵器は辛すぎる」と話しながら署名する若者、肩を組んだまま署名していた10代のカップルは「核兵器のない世界になってほしい」と話していました。
アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスから来たという女性は、「オバマ氏が核兵器廃絶を公約していたことは知らなかった。ぜひやるべき」と話しながら署名してくれました。
行動には、25人が参加し、署名85筆、募金4200円集まりました。