山梨県原水協は国連軍縮週間に合わせて甲府駅前のギャラリーで「被爆写真・絵画展」を行いました。25日には日本原水協国連要請代表団に参加した平賀嘉仁さんから「署名を国連代表に手渡した。2010年にかけてNGO・市民の役割が大きい」という報告と、県の被爆者団体から「原爆症認定も前進だが政府・厚労省の対応に疑問。県内では新たに認定者が出る」と報告がありました。
ギャラリーには市内の保育園児や学生などの他、広島や神奈川など県外の人も訪れました。11月2日には、11時開館と同時に平和通りを清掃していた10代、20代のボランティア青年グループのリーダーが「みんな、ここで広島・長崎の展示をしているから見学していこう」と大きな声で約20人の集団に呼びかけました。このグループがみんなギャラリーの中に入り、熱心に見学したり、折り鶴を作製して行きました。中には被爆者の絵を見ながら「この人たちの平均年齢は74.6歳だよ。いろんなことが想像できる」と年下の仲間に説明している青年もいました。