日本原水協は9日、日本平和委員会、民青同盟中央委員会、東京原水協などとともに上野公園前で「6・9行動」を行いました。2010年NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて新国際署名「核兵器のない世界」を呼びかけるもの。
若い人も積極的に署名
観光客や親子連れでにぎわう場所に「原爆と人間展」パネルを並べると、次々と足が止まります。「日本は唯一の被爆国として説得力があるし、もう二度と核兵器で苦しむ人が出ないように何かできれば」と話しながら署名する群馬の若い女性や、「ノーモアヒロシマ・ナガサキ」の声に進んで署名に応じるスペイン人の女性たち、広島から修学旅行で来た高校生たちは、「ニューヨークに届けるんですか」と驚きながら「頑張ってください」と激励してくれました。
スペインの女性たちも署名
弁士のみなさんは、新署名とともに、近づく解散総選挙を、非核・平和の日本をつくる機会にしようと訴えました。横浜在住の年配の女性は、「原子力空母の横須賀基地配備は不安です。日本政府はいったい何をやっているのでしょう」と語りながら署名しました。この日は1時間の行動で157筆の署名と8330円の募金が寄せられました。