福島県原水協事務局長の石堂祐子さんから3月21日に届いたメールを紹介します。
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3月20日の発表によると、大熊町→田村市 楢葉町→いわき市へそれぞれ移転したようです。
今日は、福島県原爆被害者協議(福島県被爆協)の星埜事務局長とやっと電話でお話できました。「県内の被爆協の会員でまだ連絡が取れない方たちが浜通りを中心に何人かいる。とても心配」とおっしゃっていました。
共同通信からインタビューを受け、「広島や長崎で被爆し、66年たってなお福島で被ばくを体験するとは、とても残念。被爆協はこれまで原発問題とは幾分距離をおいてきたが、今回の原発事故については県知事に対して強く言う必要がある」と答えたそうです。
福島では、今、農民連&新婦人が元気に避難所で炊き出しを行い、大変喜ばれています。福島市内では現在90,000人が避難所生活をしています。野菜がなかなか入ってこなかったのですが、全国の農民連から野菜が届いて本当にありがたいです。頑張っていいる方たちの話、応援してくれる方がいることを知ると「放射線なんかには負けない!」という気持ちになります。
今日は地域・団体にFaxニュースを出して帰宅します。この後雨になりそうですので。(石堂)