北海道原水協は6日、札幌市で核兵器廃絶を求める6・9行動を行い、署名を呼びかけるカラー横断幕や新署名ポスターを掲げ、道行く市民に訴えました。
道原水協の岩渕尚事務局長は、今年の原水爆禁止世界大会で確認され、2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議に向け、核兵器廃絶のための共通の行動としてスタートした新しい署名「核兵器のない世界を」の内容を紹介。「圧倒的多数の国が反対する核兵器の廃絶は可能です。国際的な世論づくりのため新しい署名に協力を」と呼びかけました。
自転車を止め、署名した女性は、「核兵器や危険な武器は一切なくすべきです。平和を願う心を子どもたちに持ってほしい」と話しました。
網走原水協は6日、七福神祭りで賑わう中で満16年・連続192回目の6・9行動を行い、9人が参加して177筆の署名を集めました。
斜里に単身で住む青年は、自分と札幌の家族の署名をして、カンパも出していったんその場を去りましたが、戻って来て札幌の友人2人の署名もしてくれました。行動参加者からは「携帯で札幌の友人に趣旨を話し、署名の許しを得て戻ってきたと思われます。こんな青年が増えたら嬉しい」と感想が出されました。