核兵器なくそう!広島青年実行委員会は2月27日、広島市内で実行委員会を開きました。
今回の実行委員会は、「“広島の青年として”という役割だけじゃなく、自分たちの願いから出発した活動も大事にしていきたい」「やりたいことから始めよう」という想いから計画されました。
当日は7人が参加し、石狩鍋を食べながら3・1ビキニデーパンフ学習や活動プラン作り、署名行動に取り組みました。
署名の持つ力を実感!
3・1ビキニデーのパンフ学習では、「草の根の署名が世界を変える!世界の政府に伝わった日本国民の声」を読み合わせて感想交流しました。
原子兵器の絶対禁止を求めて、朝鮮戦争での核兵器使用を止めた「ストックホルムアピール」や、ビキニ水爆事件の国民署名、「核兵器全面禁止・廃絶」のヒロシマ・ナガサキからのアピール、そして昨年5月のNPT再検討会議に国連に提出された「核兵器のない世界を」の署名について学んだ参加者からは、「ストックホルムアピールなど、署名の力が世界を動かしているんだと感じた」、「これから署名を集める確信になり、訴える力になった。実感の持てる活動をしたい」、「戦争反対という運動は身近では無いし、戦争を身近にしてはいけないけど、自分だけの活動の意義を作らないといけない」などの感想が出されました。
やりたいこと次々に!
活動プラン作りでは、「実行委員会の中での運動や継承についての話し合い」、「被爆者訪問」、「広島にある慰霊碑をめぐるフィールドワーク」、「原爆を作った人の話を聴いてみたい」、「上関の原発問題についての学習会」、「自分達の活動をビデオ撮影しながらドキュメンタリーを作ってはどうか」、「外国人の人にも核兵器廃絶の想いを伝えられるように、英語の勉強がしたい」など、たくさんあがりました。
この声から、毎回の実行委員会で、英会話学習やおりづる宣伝と署名行動に取り組むことや、5月には“碑めぐり”をすることも決まりました。
これから実行委員会では、ブログやメールニュースなども使って、取り組みをもっと多くの青年に伝え参加者も広げていく予定です。
緊張したけど、楽しかった!核兵器全面禁止アピール署名活動
実行委員会終了後には、原爆ドームや平和公園の中で、新しく始まった「核兵器全面禁止のアピール」署名を集めました。天気も悪く、人通りも少なかったですが、6人の参加で113筆の署名を集めました。声をかけた多くの人が快く署名をしてくれ、「頑張ってください」と激励の言葉もかけてもらえました。
参加したメンバーは「久しぶりの署名行動で緊張したけど、楽しかった」「署名をしてもらう時にもっと伝える言葉を持ちたいから、学習も大事にしていきたい」などが出されました。
みんなで取り組める活動を
次回実行委員会は、3月27日の午後から折り鶴宣伝と碑めぐりの計画作りを予定しています。
これからの実行委員会では、自分たちのやりたいことを出し合いながらひとつひとつ実行していく、そして難しさや悩みも率直に出し合いながら、みんなで取り組める活動を作っていきたいと思います。