岡山県原水協は2010年NPT再検討会議にむけ、核兵器廃絶の声と運動を地域から巻き起こし、「非核自治体宣言が根付く地域づくり」をめざして5月27日から29日まで、県内27のすべての自治体を訪問し、「非核・平和行政について懇談」するキャラバン行動をおこないました。
倉敷市役所での懇談(08.5.27)
3日間、7コースで行われたキャラバン行動では、①「非核日本宣言」への首長・議長の賛同署名をいただく、②非核自治体宣言をすべての自治体で行ない、「非核日本宣言」の意見書採択を全議会で実現する、③すべての自治体で、8月6・9日を中心に原爆写真展を開催すること、原爆写真パネルの普及をはかる、④非核・平和行政について懇談する、ことを中心におこないました。
いくつかのところで戦争写真展、平和祭などが行われていますが、「非核自治体宣言をしているだけ」のところも少なくありません。
新庄村の笹野寛村長は「07年12月に非核日本宣言の意見書採択をし、国に送付した。核兵器はなくさなければならない」とキャラバン一行を激励し、原爆写真の購入を快諾してくださいました。
キャラバン行動には11の県組織と13の地域原水協から総勢40人が参加しました。