原爆症認定集団訴訟・近畿3次訴訟の口頭弁論が11月12日、大阪地裁202号法廷で開かれました。
午前10時30分から午後4時まで、前回に続き原告3人に対する本人尋問と、5歳と3歳の時に爆心地から1.7kmで広島被爆した姉妹の姉が、妹の証人として法廷に立ち証言しました。
この裁判に加わった姉はその後、脳腫瘍で認定されましたが、同時に被爆して右眼動脈閉塞症で申請した妹は却下のままです。
国側は被爆時3歳の原告に対し、被爆初期症状など些細な質問を執拗に行いました。
<近畿の当面の裁判日程>
12月9日(木)午前11時30分から大阪地裁806号法廷で、「8・6確認書」後に提訴した原爆症認定却下処分の取消しを求めて新たな裁判が始まります。2011年2月16日と3月18日に集団訴訟・近畿第3次の原告側申請の郷地秀夫医師など4氏に対する証人尋問が行われ、結審に向います。並行して1月21日(金)には午前10時30分から大阪地裁202号法廷で認定促進・義務付訴訟(第2次−4次)の口頭弁論が行われます。