【長野】初詣客で賑わう善光寺門前で49年目の新春署名行動 ─多くの人々が「ノーベル平和賞おめでとう」と署名、全体で76人分集約

長野県原水協と長野市原水協は1月3日10:30から1時間、善光寺門前の大門交差点で、49年目となる恒例の新春署名行動にとりくみました。従来は善光寺境内仁王門前が恒例でしたが、ここ数年はコロナ禍や善光寺の行事の関係で、善光寺入口大門交差点での行動となっています。

善光寺への初詣客であふれるなか、参加者はそれぞれ署名板を持って署名を訴える人、プラスターや横幕でアピールする人、リレートークで訴える人などに分かれて15人でアピールを繰り広げました。家族連れや若いカップルなど、署名板に列をなす場所もあり、全体で76人分が集まりました。署名の際は皆さん「ノーベル平和賞凄いね。おめでとう」などと述べて関心の高さがうかがえました。

行動では、最初に被爆者の今井和子さんが、自らの被爆体験を語りながら、核兵器の非人道性を訴え、「核保有国や日本政府の主張する『抑止力』論は平和に逆行する」と厳しく批判しました。続いて、共産党の和田県議、阿出川長野市議、新婦人宮澤事務局長、県教組の近藤執行委員、県原水協の丸山事務局長の5人がリレートークで、日本被団協のノーベル平和賞受賞にふれながら、「平和賞受賞を力に、政府に禁止条約への参加を迫ろう」「非核の立場に立って禁止条約に参加する政府を実現しよう」とアピールしました。

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