北海道原水協は12月6日、核兵器廃絶と被爆者援護連帯を訴える6・9行動を札幌市中央区で行いました。
北海道原爆訴訟原告弁護団の肘井博行弁護士、斉藤耕弁護士、支援連絡会会長の守屋敬正さんが次々にマイクで訴えました。
「12月22日に斜里の被爆者、浜田元治さんの判決が札幌地裁で出ます。裁判所は被爆者の願いをしっかり受けとめて、全国で判決を出し続けています。政府・厚生労働省は昨年8月6日の合意にもかかわらず、被爆者の願いを退けてきました。浜田元治さんの申請疾病の心筋梗塞は、却下し続けています。被爆者は自分の病気を原爆症と認めてほしい、そして自分の生きているうちに核兵器をなくしてほしいと願っています」と裁判の支援と核兵器廃絶の署名の協力を呼びかけました。
「親父が被爆者だった。結婚前に戦争で広島に行っていたと聞いている。もう死んじまったけど」と話しながら署名する男性や、「いよいよ判決。今も続くこの苦しみが原爆のせいだと認めてほしい」のビラを手に戻ってきて、「原爆はだめだ」と署名する若い2人連れもいました。