【北海道】原爆訴訟裁判の支援もとめ宣伝行動

北海道原水協は11月22日、札幌市中央区パルコ前で、時折落ち葉が舞う中、核兵器廃絶と被爆者連帯を訴える6・9行動を行いました。

宣伝行動では、「いよいよ判決! 今も続くこの苦しみが原爆のせいだと認めてほしい」と12月22日に判決を迎える北海道原爆訴訟(原告浜田元治さん)のビラを配りました。国連に提出する「核兵器のない世界を」の署名への協力と裁判の支援を、国民救援会北海道本部会長(北海道原爆訴訟支援連絡会会長)の守屋敬正さんと北海道原水協事務局長の岩淵尚さんが訴えました。

「被爆者手帳を持っている被爆者が、自分の病気を原爆症として認めてほしいと国・厚生労働省を提訴してたたかっている北海道原爆訴訟の判決がいよいよです。被爆者は自分の病気を認めてもらうだけでなく、二度と自分たちと同じことが人類にあってほしくないと、病をおして訴えています。自分たちの目の黒いうちに核兵器のない世界を実現してほしいと願っています。原告の浜田さんも核兵器をなくしてほしいという強い気持ちを持っています。裁判に勝つことは、核兵器を使おうとしている国の手を縛ることになります。被爆国日本政府を核兵器廃絶への先頭に立たせることになります」

「原告の方は斜里ですか。北海道にも被爆者がたくさんいるんですね」。新聞では知っていましたがと女性が署名しました。署名後、不自由な手で小銭入れから募金する男性もいました。

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