2024年原水爆禁止国民平和大行進・東京→広島コースの愛知県内(5/31〜6/11)を国際青年リレー行進者として参加するレリー・アロガンテ・ヒテロサさん(フィリピン・25歳)のあいさつです。
SM-ZOTO(市民ネットワーク-ゾーン・ワン・トンド機構)とピースウィメンパートナーズを代表して、フィリピン国際平和行進者からのご挨拶
私は、ピースウィメンパートナーズの青年コーディネーターで、現在、マニラ首都圏と近郊の州に3 万人以上の会員を持つ都市貧困者連合、市民ネットワーク-ゾーン・ワン・トンド機構(SM-ZOTO)の青年代表を務めているレリー・A ・ヒテロサです。25 歳です。5 年ぶりに日本に来て、平和行進に参加できることをうれしく思います。愛知にお招きいただきありがとうございます。
私たちが連帯と希望を抱いて集うにあたり、皆さん一人ひとりに深い感謝と称賛の意を表したいと思います。皆さんの平和、正義への献身そして団結力には本当に元気をもらっています。核兵器が禁止され、もはや人類の脅威とならない未来に向けて、皆さんとともに行進できることを光栄に思います。
本日、私たちはさまざまな背景、信条、経験を持つ、多様で活力あるコミュニティとして立ち上がっています。そして暴力、差別、不正義のない世界という共通のビジョンによって団結しています。私たちは今日ここに集うことで、平和は遠い夢ではなく、実現可能であるという力強いメッセージを世界に発信しているのです。私たち、さまざまな国から来た若者たちは、被爆者が始めた闘いを引き継ぎ、平和と核兵器廃絶のための松明を掲げて進んでいきます。
行進しながら、私たちの旅がここで終わるわけではないことを思い出しましょう。平和行進は始まりに過ぎず、継続的な運動やアドボカシー(★)活動の促進となるものです。平和と核兵器のない世界に向けた私たちの活動は継続的であり、忍耐と思いやり、そして揺るぎない献身が必要であることを思い出させてくれます。
主催者の皆さん、そして行進に参加した仲間の皆さん、この革新的な運動に参加させていただき本当にありがとうございます。今日の私たちの歩みが歴史に反響し、次の世代を奮い立たせてくれますように願います。ともに、平和と調和に満ちた世界を創りましょう。
あらためて、皆さんに心から感謝します!
ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!ノーモア戦争!
平和!連帯!
★アドボカシー:政治家や国・自治体の政策決定や運営に関わる人びと、特に決定権を持つ人に対し、ある課題へのとりくみや関連政策、方向性、事業実施方法などについて提言をおこなうこと。それだけでなく、政策や方向性、事業実施方法についての支持/不支持の表明や、変更を求める働きかけも含まれます。