【広島】第83回理事会と学習講演会を開催

広島県原水協は11月13日、第83回理事会と学習講演会を開催、60人が参加しました。

理事会に先立ち、日本原水協の高草木博事務局長が「原水爆禁止運動の到達点とこれからの課題」と題して講演。高草木氏は、今年のNPT再検討会議の合意が、被爆国日本の草の根の署名運動をはじめ、世界の運動と世論の前進でかちとられたこと、その後の2010年世界大会や、潘基文事務総長の広島訪問、国連総会の議論をみても核兵器禁止の流れは世界の大勢であることに確信をもち、今後は「核抑止力」、中国あるいは北朝鮮「脅威」論を打ち破る理論学習、その原動力として被爆者の証言活動、被爆者の闘いの継承が重要であることを訴えました。

▲講演する高草木事務局長

引き続き開催された理事会では、向こう半年間の方針として、国際署名をさらに広げる。12月の平和大会を成功させる。来年の3・1ビキニデー集会を開催する。碑めぐり・遺跡めぐりのガイド養成、平和塾の再開、沖縄県知事選の支援を強めるなどを確認しました。

タイトルとURLをコピーしました