2023年10月23日から11月1日まで、第36回東京国際映画祭が開催されました。
上映動員数/上映作品数は「7万4841人/219本(10日間)」(第35回:「5万9541人/169本[10日間])」、上映作品における女性監督の比率(男女共同監督作品を含む)は「22.4%(219本中38本)」(第35回「14.8%(169本中25本)」)となりました。
今年のコンペティション部門には、114の国と地域から1942本(第35回:107の国と地域から1695本)の応募があり、15作品が正式出品。最高賞にあたる東京グランプリ/東京都知事賞は、中国の『雪豹』が受賞しました。審査委員長を務めたヴィム・ヴェンダース監督は「満場一致でした」とコメント。圧倒的な評価だったことを明かしました。
全受賞結果は下記の通りです。
コンペティション部門
▼東京グランプリ/東京都知事賞:『雪豹』(ペマ・ツェテン監督)
▼審査員特別賞:『タタミ』(ザル・アミール/ガイ・ナッティヴ監督)
▼最優秀監督賞:岸善幸監督『正欲』
▼最優秀女優賞:ザル・アミール『タタミ』
▼最優秀男優賞:ヤスナ・ミルターマスブ『ロクサナ』
▼最優秀芸術貢献賞:『ロングショット』(ガオ・ポン監督)
▼観客賞:『正欲』(岸善幸監督)
アジアの未来部門作品賞
『マリア』(メヘディ・アスガリ・アズガディ監督)
Amazon Prime Video
▼テイクワン賞:『Gone with the wind』ヤン・リーピン監督
▼特別審査員賞:『ビー・プリペアード』安村栄美監督