【山梨】国連軍縮週間にあわせ被爆者の絵とちひろ平和パネル展開催

山梨県原水協は10月22日から27日まで、元麻布ギャラリーKOFUで被爆者絵画といわさきちひろ平和パネル展を開催しました。

2010年軍縮週間統一行動の一環として開催されたこのパネル展では、山梨県内在住の被爆者が描いた絵14点、いわさきちひろ平和パネル11点、被爆パネル2点に加え、甲府共立病院産婦人科病棟のスタッフが作成した新生児の写真と父母からのメッセージ集を展示しました。

▲原水爆禁止2010年世界大会閉会総会(ヒロシマデー集会)で発言する山梨民医連の代表

6日間の展示機関中に112人の見学者が訪れ、会場に置かれた「核兵器のない世界を」署名が36人から寄せられました。

また、ギャラリー側の好意により、会場費は無料でした。

以下、寄せられた感想を紹介します。

☆いわさきちひろさんの作品で原爆のことを扱っているものがあるなんてはじめて知りました。子どもたちの言葉と合わさって胸にきました。被爆者のみなさんの絵は、迫ってくるものがあり、子どもたちへのメッセージにはあたたかい未来を感じました。

★いわさきちひろさんの絵が前から好きです。子どもに対する優しさがにじみでているみたいだと思います。被爆者の皆さんの絵は胸にくるものがあって、本当に戦争はダメだと思います。

☆早く私も赤ちゃんを産んで写真を残したいと思いました。

★戦争の悲惨さを後世に伝えなければと思いました。「わたしがちいさかったときに」の一節が子どもの小学生の教科書に載っていたことを思い出しました。世界には今も戦争の犠牲になっている人がいるということを肝に命じ、一日一日を大切に生きなければと思います。つらい体験をされたうえに絵を描いて下さった方々に感謝いたします。

☆私たちには想像もつかない世界だったろうと思います。原爆の図というのが埼玉県の丸木美術館にあります。私はその絵を見た時、息が止まりそうでした。おそろしいとかそんな言葉じゃすまない世界。私は今生きていることへの感謝の気持ちをパネルを見てまた実感しました。

★私は今、国語の授業で戦争のつらさや悲しみなどを勉強しています。私や私の友達は味わったことのない世界ですが、絵などをとおして戦争がどれだけつらいものだったかがわかりました。死んでしまった人たちには天国で幸せになってほしいし、これからの世界は死んでいった人たちの望んだ「平和」という世界でいてほしいです。

☆偶然通りがかって入ってみました。いわさきさんの絵が大好きなので、見ることができて良かったです。決して消えない戦争の傷を忘れずに世界が平和になればいいなと思います。

★かわいらしい絵しか見たことがなかったので、少しビックリしました。戦争の悲惨さが切実に伝わってきて私も心が痛いです。戦争のことをもっと語り継いでいってくれる人がいることを願っています。

☆小学生の頃、授業で原爆のことを知りました。その頃は授業のひとつとして深くとらえていなかったと思います。大人になり、身近なところ、世界でも、私が想像つかないような事件、戦争が起きていて胸が痛いです。命の尊さを感じられるこのような活動が、ずっと続いてほしいと思います。命の誕生に立ち会う仕事を通し、私は命の大切さを伝えていけたらいいなと思いました。

★被爆者の方が描かれた絵の迫力に圧倒されました。地獄と見まがう惨状を垣間見て、二度とこんな悲惨な光景が、地球上のどこであっても起こらないように・・・願わずにいられません。共立病院の産婦人科病棟のタペストリーには、写真一枚一枚にお母さん、お父さんの愛情が込められていて、グッときます。一枚一枚の写真を集めた大きなタペストリーは、それだけでも反戦の大きな大きなメッセージですね。

☆やはり戦争はぜったいによくない、してはいけない。

★いわさきちひろさんの絵と子どもの文章は胸に迫ってきます。平和の大切さを強く心に刻むのだなーと思います。

☆原爆によって生きることのできなかった多くの子どもたちや、お父さん、お母さんの悲しみ、悔しさが私の心を締め付けてます。ちひろさんの可愛い子どもの絵が一層核兵器のおそろしさを訴えているようです。

タイトルとURLをコピーしました