日本原水協は6月9日、核兵器禁止条約第1回締約国会議への日本政府の参加を求める要請をおこないました。
要請には、安井正和・日本原水協事務局長、平野恵美子・新日本婦人の会事務局長、千坂純・日本平和委員会事務局長、今井誠・全国商工団体連合会常任理事が参加。外務省軍縮不拡散・科学部の池松英浩審議官が応対しました。
池松審議官は、締約国会議への参加については現在検討中として、参加の有無を明らかにせず、核兵器禁止条約は核抑止を否定しており、日本の安全保障にとって抑止力は必要とのべました。
参加者は、ロシアの核兵器による威嚇が人類を危険にさらしているもとで、核抑止力論の破たんが明らかだ。アメリカの核兵器への依存をやめるべきだ。核兵器廃絶をリードすると言うならば締約国会議に積極的に参加すべきだ、と強く求めました。