【長崎】地球規模の関心の高さ実感
長崎県原水協は10月14日、10時30分より1時間、平和公園で米未臨界核実験への抗議の意思をこめて「核兵器のない世界を」の署名行動をおこないました。行動には急な呼びかけにも関わらず、11人が参加。198人から署名が寄せられました。
外国からの旅行者が多く、署名のお願い分を読むと快く応じてくれたため、地球規模の関心の高さが感じられました。
【岩手】激しい雨の中、米未臨界核実験に抗議
岩手県原水協は10月15日昼休み時間、盛岡市大通商店街で今回明らかになったアメリカの未臨界核実験強行に抗議する宣伝行動を行いました。
▲未臨界核実験に抗議する岩手県原水協のメンバー(クリックすると大きくなります)
時折激しい雨の降る中、商店街のアーケードの下で、「アメリカの未臨界核実験に抗議する!」の横断幕を掲げ、ビラを配布し、スピーカーで訴えました。
佐々木圭史常任理事らがマイクを握り、「今回の核実験は。核兵器廃絶を求める世界の大きな流れに逆行するものであり、絶対に許すことはできない。核兵器のない世界にむけて被爆国日本の声を世界にひろげよう」とよびかけました。
「核兵器のない世界を」署名のよびかけに、雨の中、高校生などから署名が寄せられました。 行動には、民主青年同盟、農協労組、盛岡民商などから10名が参加しました。
【北海道】小学生や高校生、中国人観光客も連れ立って署名
「あなたの署名を国連へ」と、北海道原水協は10月16日、札幌市内大通公園で6・9行動を行いました。
「何してるの?」と近づいて きた小学6年生の男の子。核兵器をなくしてほしいお願いの署名だよと話すと「お願いだけではダメだ」言い出し、被爆者の服部十郎さんの話を聞き、国連に提 出する署名と聞いてやっと納得。「はだしのゲンを読んだよ、ピカドンでしょ、そこの木もなくなってしまう、だから署名するよ」と、一緒に弁当を食べていた 友達と3人連れ立って署名しました。「署名していって」と声をかけたら、「はーい」と素直に足を止めた高校1年生も3人、一緒に署名しました。
中国からの旅行者は、通訳の人を介し国連に提出する署名ならと7人がサインしました。また、北海道にも被爆者がいることに驚いた女性は署名しながら、「原爆は絶対に許せないね」と話していました。「核兵器のない世界を」署名は63人から寄せられました。
北 海道原水協事務局長の岩淵尚さん、北海道被爆者協会常務理事の服部十郎さん、北の詩人会議の日下新介さんがそれぞれ訴えました。「アメリカは未臨界核実験 をおこないました。核爆発をともなわなくても、いかなる核実験も許せません。オバマ大統領には、昨年のプラハ発言の実行を、ノーベル平和賞にふさわしい行 動を求めます」「署名に、核兵器廃絶のあなたの意思を託して下さい」と呼びかけました。
(北海道原水協・嶋田千津子)