「核兵器のない世界へ、あなたの署名を国連へ」と10月9日、北海道原水協は札幌市内大通公園で6・9行動を行いました。
先に足を止め署名する夫に「私のも一緒に書いて」と言っていた女性は「核兵器は反対。平和に暮らしたいね」と話していました。
ポスターを一緒に見ていた若い女性5人組は、5月に690万余りの署名を提出したことに納得して「がんばってや」と連れ立って署名。大阪から修学旅行に来た高校生でした。
小樽から買い物に来た女性は「8月の国連事務総長の広島平和記念式典の発言がNHKのテレビ放送で流れなかったことに、大きな怒りを感じました。みなさんの宣伝行動に励まされます」と、私たちが激励されました。
わざわざ自転車を止めて署名する若者の姿もありました。
中央区原水協事務局長の冨堂保則さんは「8月の広島の原水爆禁止世界大会に中央区から5人の代表が参加しました。核はなくすべきだ、平和が一番と確信して帰ってきて、地域・職場でそれぞれとりくんでいます」と報告しました。
北海道原爆訴訟支援連絡会会長の守屋敬正さんは「核兵器をなくしてほしい、これは被爆者の切なる願いです。核兵器は使ってはいけない、地球上からなくさなければなりません。署名を積み上げ、核兵器廃絶条約の交渉のすみやかな開始を求める声を大きくひろげましょう」と訴えました。
どんよりとした昼下がり、30分余りの宣伝行動でしたが、国連軍縮週間直前の日本原水協の中央行動に提出する署名が33人から寄せられました。
(北海道原水協 嶋田千津子)