第13回アジア・ヨーロッパ人民フォーラム
戦争犠牲者と大量破壊兵器被害者との連帯オープンスペース
日時 5月18日(火)15:00-16:30
1945年の広島・長崎の大虐殺以来、人類は常に核戦争への恐怖と不安の中で生きてきました。アメリカのベトナム戦争(1955年〜1975年)では、枯葉剤、特にエージェント・オレンジを使った化学戦争がおこなわれました。これは歴史上最大、最長、そして最も悲惨な化学戦争です。この戦争は、他の種類の大量破壊兵器と比較して、人間だけでなく自然に対しても、最も長期で広範囲にわたる深刻な深い後遺を残しました。
ベトナムの人々や環境に深刻な被害を与えただけでなく、戦争に参加したアメリカ兵と他国の兵士の命や健康にも影響を与え、環境にも多大な影響を与えました。
2020年は、アメリカが日本の広島と長崎に原爆を投下してから75年目にあたります。また、今年はベトナムにおける枯葉剤被害(1961年8月10日~2021年8月10日)が始まってから60周年を迎えます。
アジアヨーロッパ人民フォーラム総会で、原水協、VAVA(ベトナム枯葉剤被害者協会)、ベトナム平和委員会は、「戦争犠牲者と大量破壊兵器被害者」をテーマにしたオープンスペースを開催します。人々に戦争、特に核兵器と枯葉剤を含む大量破壊兵器が人間に与えた影響を知らせ、犠牲者へのより強い連帯と支援、そしてこれらの兵器の研究、開発、貯蔵、使用を止めさせるための共同の努力を呼びかけます。
プログラム:
開会のあいさつ・導入
- 核兵器についてのビデオ上映
- 枯葉剤/ダイオキシンについてのビデオ上映
- 枯葉剤被害者:ヴォン・ティ・クエン
- 被爆者:児玉三智子
- 質疑応答/討論45分
- まとめ