米海軍が9月28日、横須賀基地にオハイオ級ミサイル原子力潜水艦「ミシガン」を強行入港させました。
これに対し、神奈川県原水協は神奈川県平和委員会など9団体と連名で抗議文を発表、午後3時から横須賀基地前で抗議行動を行いました。
以下、抗議文全文です。
抗議文
原潜「ミシガン」の入港に抗議する。
ただちに出て行け!
米海軍横須賀基地司令官殿
米第7艦隊司令官殿
在日米軍基地司令官殿
2010年9月30日
原水爆禁止神奈川県協議会
神奈川県平和委員会
新日本婦人の会神奈川県本部
神奈川県労働組合総連合
安保廃棄・県統一促進会議
原子力空母配備を阻止する三浦半島連絡会
原水爆禁止横須賀市協議会
新日本婦人の会横須賀支部
横須賀市平和委員会
米軍は28日、オハイオ級原潜「ミシガン」を横須賀に強行入港させた。
今年、12回目の原潜入港、15回目の原子力艦船の入港である。
横須賀は原潜の母港ではない。そこに頻繁に原潜が出入港するなど許せるものではない。しかもミシガンはトマホークミサイルを154発も積載しているミサイル原潜である。核トマホークミサイル積載疑惑がきわめて濃厚な原潜である。
ミシガンは非核証明の証を明確にせよ。
報道によれば、ジョージ・ワシントンの原子炉修理に来た米ピージェット・サウンド造船所からの技術者が数十人横須賀に常駐し、原潜の原子炉修理にあたるという。
とんでもないことである。
ジョージ・ワシントンの原子炉修理、その修理で出た低レベル放射性廃棄物の搬出で、放射能汚染の危険が増大していることに加え、原潜による放射能汚染の危険など断じて認められない。
ミシガンはただちに出ていけ。
以上