3年間で2倍に
5月11日、県原水協理事の小牧さんから、医療生協のAさんが原水協通信の購読を了承した、という連絡をいただきました。これで、栃木県原水協が取り扱う日本原水協の機関紙『原水協通信』の読者数が丁度100名になりました。
私(福田)が事務局長になったのは、02年12月の定期総会からです。事務局長になりたての頃は、目先の雑事に追われて、原水協通信を拡大することまで手がまわりませんでした。しばらくの間は、毎月の発送の仕事をこなすだけでした。
手元の資料によると、04年の4月には、48部でした。それから3年たって、100部になりました。
多くの方々の支え
過去の活動を振り返ると、多くの方々に支えられてきたことが思い出されます。とりわけ、昨年9月に故人となられた林邦英さんには、物心両面にわたりお世話になりました。代表委員として、文字通り中心に座っていただいておりました。
新婦人の伊藤さんからは、運動の進め方のイロハを伝授していただきました。今度県議になられた共産党の野村さんからは、「原水爆禁止運動の楽しさ」を教えていただきました。町田さん、槐さんなどからは、あたたかい友情を感じてきました。その他多くの方々、一緒に世界大会に参加された方などの顔が浮かんできます。
現在代表委員をされている斎藤洋三さんからは、自らの行動で模範を示していただく、その行動力に圧倒されっぱなしです。実は、5月10日に生まれた99人目の原水協通信読者は、斎藤さんの力によるものでした。
皆さんの努力で100名の読者となったこと、心から感謝いたします。
100部になったからといって、直接に世界大会の参加者が増えたり、「すみやか」署名が自動的に進むわけではありませんが、じわじわと底力を発揮していってくれるだろう、と考えています。
もちろん100部は、一つの通過点にすぎません。これからも着実な歩みを追求していくことになります。
憲法9条擁護につながる
原水爆禁止運動は、日本でもっとも伝統のある平和運動の一つです。また、国民平和大行進が示すように、国民に最も広く受け入れられている運動の一つです。
この運動を今前進させていくことは、憲法9条を守ることにもつながる、というのが私の信念になっています。もっと多くの人に原水協通信を読んでいただかなければ、と益々強く考えています。
近い将来「嬉しい悲鳴」?
数年前までは、通信などの発送にかかる時間は、半日で十分でした。しかし現在は、一日では終わらず、翌日までかかるようになってしまいました。加齢と共に作業のスピードが遅くなってきたことも影響している、と思います。近い将来には、「発送作業を助けてくれる人はいませんか」と言い出すことになると思います。「嬉しい悲鳴」ということになるわけです。
(栃木県原水協事務局長・福田 台)