ベトナム平和委員会のドン・フィ・クォン事務局長からの連絡によると、現在ベトナムでは60万人分の「ヒバクシャ国際署名」が集まっているとのことです。
日本原水協は2019年11月にベトナムに代表団を送り、ベトナム外務省、ベトナム友好団体連合、ベトナム平和委員会、枯葉剤被害者協会(VAVA)などと懇談、2020年、NPT再検討会議とニューヨーク行動、被爆75年に向けた核兵器禁止・廃絶での協力、「ヒバクシャ国際署名」の共同のとりくみの促進について協力の促進を確認していました。
ハノイ国立大学とホーチミンのトン・ドク・タン大学では、約200人と600人の学生がそれぞれ参加。被爆者と枯葉剤被害者の証言を聞いた後、大学の代表と学生の代表が壇上で「ヒバクシャ国際署名」に書き込み、キャンパスでの署名活動をスタートさせています。
署名の取りまとめ役のクォン事務局長は、VAVAや労働組合などさまざまな団体が協力してベトナム全国でとりくんでおり、4月には現時点での数字をお知らせすると話しています。