折り鶴ストラップ大好評

日本原水協は9月9日、台風一過で青空が広がる上野公園で原水爆禁止2010年世界大会後初めての「6・9行動」を行いました。

▲「原爆と人間展」パネルを展示して署名行動

 

マイクを握った安井正和日本原水協事務局次長は「核兵器のない世界にむけて国際社会が大きく動く中、核兵器保有国とアメリカの核政策に依存する日本政府の姿勢が大きく問われている」と、核兵器全面禁止条約の交渉開始をもとめる署名への協力を呼びかけました。

栃木県足利市から遠足に来た中学2年生は、「原爆のことは1年の時に勉強した。いつか広島に行ってみたい」と集団で署名、若いカップルは「毎年夏にテレビで被爆者のお話を見て、想像もつかない体験をしているのだと思った。核兵器は絶対にない方がいい」と力を込めて話しながら署名しました。

▲上野動物園に遠足に来た中学生の集団も署名

 

署名してくれた人には婦人民主クラブ会員の佐藤紀子さんが毎日折っている折り鶴2羽と「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」などと書かれた紙をヒモでつないだ“折り鶴ストラップ”を手渡し、大好評でした。

▲“折り鶴ストラップ”

 

行動には日本平和委員会、日本宗教者平和協議会、婦人民主クラブ、上野の森に広島・長崎の火を永遠に灯す会、東京原水協などから23人が参加し、1時間で144人から署名が寄せられました。

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