2020年へ 署名は廃絶進める力 韓国被爆者とNGOが「ヒバクシャ国際署名」スタート

韓国原爆被害者協会と韓国の運動団体「平和と統一を開く人々」(SPARK)が、「ヒバクシャ国際署名」にとりくむことを決めました。

9月17、18両日、韓国・ソウルで日本原水協と2団体が2020年へ向けた共同行動について話し合いをおこないました。

韓国原爆被害者協会の李圭烈会長は、自らの被爆体験から「原爆投下は許せない」「核兵器廃絶」の声をニューヨークで響かせたいと話し、「被害者の家族や子どもたちから『ヒバクシャ国際署名』を集めます」と決意を語りました。

SPARKは全国に13の支部、3000人の会員を持つ平和、軍縮、民族自主、統一などを掲げて運動をしてきた団体です。韓国の被爆者支援・実態調査にとりくみ、各地で毎週同団体の青年たちが被爆者の聞き取り活動をしています。

コ・ヨンデ代表は、「署名をひろげて、韓国政府に核兵器禁止条約への参加を迫りたい」と述べました。

(日本原水協事務局次長・土田弥生)

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