【広島】「核兵器禁止条約」国連採択2周年で集会&「ヒバクシャ国際署名」行動

広島県原水協は7月6日、県被団協と共催して、原爆ドーム前で記念集会をおこない、40人が参加しました。

集会ではまず、原爆死没者と昨年の西日本豪雨災害の犠牲者に黙とう。県原水協の高橋代表理事が主催者挨拶し、「米ロ核保有大国を中心に強烈な巻き返しに出ているが、核兵器廃絶への流れは止まらない。『ヒバクシャ国際署名』県民過半数を達成し、核兵器廃絶の大きな世論をつくりだそう」と述べました。

県被団協の佐久間理事長は、被爆7団体で広島市長に、安倍首相に核兵器禁止条約に参加するよう求める文言を「平和宣言」に入れるよう要請していることなどを報告。新婦人県本部の森会長は、新婦人も同様の申し入れをおこなったこと、「ヒバクシャ国際署名」を中心に活動していることなどを発言しました。

最後に、「ヒバクシャ国際署名」をさらに広げ、核兵器廃絶の世論を盛り上げること、日本政府と核兵器保有国政府に核兵器廃絶のため努力することなどを求める決議を採択しました。

集会後、元安橋で「ヒバクシャ国際署名」を集め、30分間で123人分の署名が寄せられました。暑い日差しが照りつけ、通る人はやや少なめでしたが、外国人観光客や家族連れが足を止めて署名に応じていました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

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