【奈良】健生会代表が世界大会報告会ひらく

健生会は8月30日、健生会代表6名と友の会代表1名の原水爆禁止世界大会参加報告会を土庫病院で行い、職員47名が参加しました。

▲報告会の様子

1年目研修医の医師より「普天間基地問題の分科会に参加した。海兵隊は抑止力ではなく、沖縄の基地は、あまりに危険で先進国では絶対につくれない。エクアドルやフィリピンで米軍基地は撤去された。現状を知ることと、われわれにもできる」ことが報告されました。

1年目介護職員より「世界大会にこんなにたくさんの人が参加していることに驚かされました。核兵器がなくなるまで死ねないという被爆者の方たちの決意に圧倒されました。忙しい日常の中でせっかく学んだことをどう伝えればいいか?しっかり考えていきたい」、1年目事務職員からは「国連事務総長もアメリカ政府代表も(広島に)来る中で開かれるという画期的な大会でした。『核兵器廃絶は今までドリームだったが、世界の常識になりつつある』という海外代表の報告にじんときました」。同じく1年目事務職員は「呉基地行動に参加。危険な弾薬庫や基地が被爆地広島からも近いところにあることに驚き。どのようにしたら関心のなかった人に心をひきつけることができるか考えていきたい」と発言しました。

▲報告する世界大会参加の代表のみなさん

今年、5月のニューヨーク行動と広島大会に参加した吉川周作副院長からは「NPTの成果を見届けたいと思って参加した。平和市長会議の期限を切って廃絶をめざすべき、という提案に共感。この10年が本当の勝負になると思う。どういう形でもいいから平和に関わっていってほしい」と訴えられました。

▲報告する吉川副院長

最後に、1年目職員を中心に被爆体験の聞き取りを始めたいと決意表明がありました。(土庫病院平和委員会事務局長・高崎大史)

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