熊本県原水協は全国から被災地支援募金で届けられた2019年版いわさきちひろカレンダーを南阿蘇村の仮設住宅3ヶ所に75本届けました。益城町の被災者にも50本、新婦人のみなさんに届けていただきました。
熊本地震から2年9ヶ月が経過した今、仮設住宅には空き家も増えていました。しかし、現在も2万人を超える被災者が仮設住宅やみなし仮設住宅で避難生活を強いられています。
今回、訪ねた仮設住宅では、在宅の方はほとんどが高齢者で、「全国からのお見舞いでカレンダーを届けに来ました」と声をかけると「遠くからありがとうございます」「カレンダーは嬉しいです」と大変喜んで頂きました。
また、学校が早く終わったということで、子どもたちにも「お母さんにお願いね」と手渡すと「この絵知ってます」と笑顔で受け取ってくれて、元気な姿にホッとすることができました。
今回も、お手紙と「ヒバクシャ国際署名」を返信用の封筒を添えて届けました。昨年の取り組みでは、179人分の署名が返信されて来ています。
(熊本県原水協事務局長・笹原和典)