「被爆者援護・連帯募金旬間」に呼応した、「原爆の絵」展 12月11日
(2018年12月10日〜14日)ニュース No.2
主催 山梨県原水協 後援 山梨県原水爆被爆者の会
甲府盆地が底冷えする寒さの中での「原爆の絵」展となりました。当番を担当した皆さんは、ホッカイロで体を温めながら、来場者と対話し、「ヒバクシャ国際署名」や被爆者援護・連帯募金を訴えました。寒い中でも、絵を食い入るように見るシニアの方が何人もおられました。
2日目、 来場した方は、午前35人、午後57人、夕方26人 合計118人
援護・連帯募金は、 2,875円
ヒバクシャ国際署名は 17人分 でした。
*年配の男性 「孫にこの絵を見せたい」
「この原爆の絵展は、いつまで開いていますか」と問いかけてきました。なぜかと聞いたら「孫にこの高校生が描いた絵を是非見るように伝えたい」とのこと。若い世代に被爆の実相を伝える大事さを実感されたようでした。「ヒバクシャ国際署名」に応じていただきました。
*熟年の女性、「安倍首相にもの申す」
「被爆国日本の政府は、なぜ、核兵器禁止条約に賛成しないのか、安倍さんはおかしい。すぐにでも署名、批准すべきです」
*「あの夏の絵」山梨公演で呼びかけ人になっていただいた大学教授
「あの夏の絵の公演は良かったですよね」と声をかけてくださり、募金と署名に協力してくださいました。(高校生が描いた絵の物語「あの夏の絵」を青年劇場が10月に公演)
*「写真を撮っていいですか」と何枚も撮っておられた方もいました。
* 当番にあたった担当者が、「原爆の絵の解説資料」を読んで感動
会場には、広島市立基町高校の生徒が描いた126枚の全ての絵を記録した資料が置いてあります。悩みつつ証言した被爆者の言葉、自らは知らないことを被爆者の証言を頼りに描いた高校生のコメント、その共同作業が紹介されています。「高校生のナマの言葉に感動した。これをたくさんの人に伝えたい」とは、担当した方の実感です。
* 今日の担当者の感想一言
「原爆の絵」を見る方は、どなたも、二度とこんな悲惨なことを引き起こした戦争は絶対にいけない。この想いといまの安倍政治がおかしな方向に行っていることを重ね合わせて考えている。それが共通していると思う。