広げよう!原水爆禁止2018年世界大会パンフの学習を!

原水爆禁止2018年世界大会学習パンフ表紙(頒価310円)

いま、激動の世界情勢です。とくに米朝トップ会談がどうなるのか。この一文が出る頃、どうなっているか、わかりません。うまく進むのか、いったん挫折するのか。

この激動の情勢にあわせて、パンフの中で、ページ数がさかれているのが、朝鮮情勢と、これに対応する日本政府の対応の問題です。対話を軽視して、圧力一辺倒の日本、9条をもち、被爆国である国にあるまじき対応。

いずれにしても、重要なことは、いま世界が核兵器をどうするか、注目が集まっていることがあります。北朝鮮の核兵器、これを無くしていくことは重要です。

同時にマスコミ他でもあまり触れない重大な論点があります。それは、アメリカも核兵器廃絶に向かえという視点です。昨年の核兵器禁止条約は何だったのか、ノーベル平和賞がICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)に授与されて、注目したのは何であったのか。すべての核兵器を地球上からなくそうという世界の潮流です。この潮流をもっと太く大きくしていくのが、今とりくまれている「ヒバクシャ国際署名」であり、この潮流を結びつける最大の結節点となってきた、原水爆禁止世界大会です。

このパンフレットを読んで、予習をして、ぜひ多くの人が、広島の原水爆禁止2018年世界大会へ参加されることを期待しています。核兵器とともに、原発再稼働問題なども含む、核兵器と原発の課題にも触れられていますし、核兵器の現状の基礎知識、また「核の傘」、核抑止力論の間違いについても完結にまとめてあります。

(新潟県原水協代表理事・赤井純治)


香川県原水協の福井利夫事務局長は「今年は学習に力を入れて取り組む」と宣言してきた通り、医療生協の各支部、ブロックで大会パンフを活用した学習会をおこなっています。

5月14日は高松市の檀紙支部で20分の学習会。ポイントはあまりくどくなく、ビジュアルを活かして以下の4つの柱で説明しています。

1、核兵器禁止条約の特徴をNPT(核不拡散条約)との違い(パンフ1-2ページ、セツコ・サーローさんの言葉と写真を説明。市民社会の人びとが各国の国連大使と同等に対話できる凄さ)

2、北朝鮮の非核化(11ページを読んで。北朝鮮の非核化のクイズを用意)

3、被爆者の役割

4、平和行進と署名運動の役割(草の根の力、今年の特徴、原水爆禁止四国大会にむけて)

視覚的に学習に広島・長崎被爆展示組写真(A3版18枚)を使ってみようと購入することに。

講師は複数体制でとりくもうと、16日には松永始筆頭代表理事が講師になって学習会がおこなわれ、その後も3、4か所とどんどん決まっています。

学習会を通じて、今年の世界大会の参加を呼びかけています。

福井事務局長は「裾野を広げるために8月6日のヒロシマデー集会の参加を増やしたいと思うが、これまで1日参加をしたことがある人には3日間の参加をとすすめています」と語ります。香川県の代表派遣の目標は広島に65人(うち通し25人)となっています。

(香川県原水協事務局長・福井利夫)

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