【平和行進】東京→神奈川間の国際青年リレー行進者決まる

パトリシア・アンヘレスさん

5月6日に東京都江東区夢の島・第五福竜丸展示館前を出発する2018年原水爆禁止国民平和大行進東京→広島コースの国際青年リレー行進者として、東京・神奈川間をパトリシア・L・アンヘレスさん(フィリピン、平和女性パートナーズ グラフィックデザイナー)が歩くことになりました。メッセージを紹介します。


私は平和女性パートナーズ(PWP)のグラフィックデザイナーをしています。私の創造的なデザインで、平和と女性の権利のための活動に活気と魂を吹き込む仕事をしています。私はPWPが2006年以来行っているノー・ニュークス(核ノー)キャンペーンや、2009年、2016年にPWPが共同開催をした国際女性会議、平和と安全保障会議などのキャンペーン資材をデザインしてきました。PWPは非核フィリピン連合の中心となる組織です。

私は、2016年8月、広島で開かれた原水爆禁止世界大会に参加することができ、とても幸運に思っています。私は、被爆者の証言や平和のために奮闘されている方々の発言に刺激を受け、どんなことでもできることをやっていこうと決意しました。これが動機となり、今年の平和行進に参加することになりました。60周年の平和行進で国際青年リレー行進の一員となり、平和と核兵器廃絶の大義のために活動できることは、とても素晴らしい機会だと思います。

私は、2017年、「私の歩いた平和行進」フォトブックのデザインをしました。過去5年間の青年行進者の写真や思い出を集めたものです。これまで平和行進を歩いたA.G.サニョやマラヤ・ファブロスが、平和行進者の体験を広め、世界で共有するための本を作りたいとの願いがこもった行進の入門書となっています。また、日本で被爆者や平和活動家のみなさんとの出会いから青年が感じたことも紹介されています。私はこの次の号で、そのデザインをするだけでなく、今年の平和行進者として私が感じたことや経験を共有することができることを楽しみにしています。

「私の歩いた平和行進」フォトブック

私は、地球上のすべての生命を絶滅させる何千もの核兵器による狂気に対する抗議と抵抗の象徴である第五福竜丸の展示館から出発し広島・長崎へ進む平和行進に、その出発から国際青年リレー行進者として参加できることを名誉に思います。

原水協のみなさんに、このチャンスを与えてくれたことに感謝します。私たちの小さな一歩一歩が変化をもたらすと確信します。来る5月、皆さんとともに歩き多くを学ぶことを楽しみにしています。

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