NPT再検討会議ニューヨーク行動静岡県代表団の報告集会が6月12日、静岡市グランシップで49人の参加で行われました。
報告集会は渡辺正寿県平和委員会事務局長の司会で行われ、中野邦彦団長(原水協理事長)が挨拶、各コースから代表が感想や活動の特徴を報告、15人の代表が発言しました。
中野団長は「核兵器廃絶に向けた具体的な工程表は出来なかったが、私たちの草の根の運動が高く評価され、2015年に向けていくつかの確認事項が盛り込まれ一歩前進した」と挨拶、「そして、そのことを確信に、引き続く世界大会を成功させよう」と締めくくりました。
各参加者からも「自分達の運動が世界を動かしていることを実感した」「核兵器がなくなる日が近付いていると思えた」などニューヨークでの活動がイキイキと語られ、活気あふれる報告集会となりました。
4人の代表が参加した御殿場からは「富士宮市へ出かけて、プロジェクターを使っての報告会を行った」など、その後の活動も話され、高教組の粕谷たか子さんからは、代表団には加わっていませんでしたが、5月2日のニューヨーク行動で和太鼓を演奏していた川根本町の中原さん夫妻の活動ぶりが紹介されました。中原さん夫妻はカバクテュランNPT議長と交遊があり、ニューヨークから帰国後、地元の高校文化祭で、原爆写真展を行ったそうです。
また、この日に向けて「報告集」を準備、各代表からA4用紙2ページの枠で文章と写真を提出して頂き103ページの報告集が完成、一冊頒価400円のところを代表団の人には一冊100円で分けたところ、用意した540冊はあっという間になくなり、当日700冊以上の注文がありました。
(静岡県原水協事務局長 大牧正孝)