【東京】中高生が取り囲むように署名

日本原水協は東京原水協とともに6月16日、上野公園で核兵器全面禁止・廃絶の交渉開始を求める署名行動を行いました。

群馬県沼田市や太田市などから日帰り研修旅行で来た中学1、2年生が、「授業で習ったじゃん」などと口々に話しながら、取り囲むように相次いで署名。お小遣い5000円の中から次々と募金箱にお金を入れ、「今日はいいことした」と話していました。また、愛知県豊田市の中学生や岡山県の高校生なども連れ出って署名しました。

東京原水協の佐々木夏歌さん(20歳)は、「子どもたちが原爆パネルや署名から目をそらさずに向き合ってくれます。大人のみなさんもどうか目をそらさないで下さい」と訴えました。

署名をした埼玉の女性は「知り合いがニューヨークに行ったのよ」と話しながら500円カンパ。原爆パネルをじっと見つめていた女性(横浜在住)は、「終戦時5歳だった。もっといろんなところでこういう展示をしてほしい」と話していました。日本に2年住んでいるというフランス人女性やネパール人、日系ブラジル人なども署名に応じました。

行動には11人が参加し、1時間で180人分の署名と6403円の募金が寄せられました。

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