日本原水協は3月29日、核兵器禁止条約国連会議の交渉への不参加を表明した日本政府への抗議・要請行動を首相官邸前でおこないました。
緊急の提起にもかかわらず、全労連、国公労連、自治労連、全教、新婦人、婦人民主クラブ、平和委員会、全商連など中央団体の代表、東京原水協、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)など17団体から53人(被爆者10人含む)が参加しました。
最初に被爆者が次々とマイクを握り、日本政府への怒りを述べました。日本共産党の本村伸子、大平喜信両衆議院議員が連帯挨拶。
続いて、安井正和事務局長が「唯一の戦争被爆国」として核兵器廃絶の先頭に立つと言いながら、禁止条約の交渉には反対するという日本政府の二枚舌外交を厳しく批判し、唯一の被爆国の政府と言うのであれば、なによりも被爆者の声に応えるべきであり、交渉不参加を撤回し、禁止条約交渉の成功のために、被爆国の責任を果たすことを強く要求しました。
この後、全労連、全教、新婦人、平和委員会などの代表が抗議を表明。
最後に、参加者全員で「核兵器禁止、条約つくれ」「日本政府は被爆者を裏切るな」「被爆国の責任を果たせ」「核兵器禁止条約を結べ」と力強くコールしました。
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