昨年来、県原爆被害者の会、県生協連、県教組、原水禁、原水協の5者で準備を進めてきた「ヒバクシャ国際署名長野県推進連絡会(仮称)」の結成総会を、3月16日(木)におこなうことで合意しました。
現在準備会では、かつてないほど幅広く、産業界、各職種業界団体、宗教界、教育界、労働界、自治体関係、女性・青年団体、市民団体など各界各層におよそ60団体、また著名人・文化人個人にも約50人、案内状を発送しています。
準備会では、文字通り幅広い県民的な連絡会を結成して、それぞれの団体の実情に合わせて署名への賛同で一致するゆるやかな連絡会とすること、またこの署名の意義から見て2020年までに県民過半数を目標にすることを決めています。
ヒバクシャ国際署名長野県推進連絡会」結成総会
3月16日(木)13:30~16:30
長野市生涯学習センター(トイーゴ)3F第一、第二学習室
77市町村長100%が署名に賛同
県原爆被害者の会と準備会でとりくんできた市町村長への署名のよびかけにより、1月末段階で全市町村長から賛同が寄せられました。これは画期的なことで、今後の県民的な共同にも、大きな勇気と励ましを与えるものとなります。
長野県知事には現在、県原爆被害者の会として署名への賛同を求めて面会を申し込んでいるところです。
41年目迎える新年善光寺門前署名行動に被爆者も参加 19人参加で署名127筆
善光寺仁王門前で、恒例の新春善光寺門前署名行動が1月3日、長野県原水協と長野市原水協の共催でおこなわれました。この行動は、62年前の県原水協結成総会が善光寺大勧進でおこなわれたことを縁に始まったもので、今年で41年になる伝統行事です。
当日は19人が参加し、雪が舞う中、初詣に訪れた皆さんが、次々と署名に応じ、若者と対話できたり、「毎年ここでやってるよね。ご苦労様」と声をかけてくれる人もいました。
被爆者と被爆2世も参加しました。署名は127人分、募金も1600円集まりました。
茅野市の成人式で署名行動 「よし!分かった」と友人にも勧める新成人も
1月8日におこなわれた茅野市の成人式で、参加する新成人に、平和の尊さ、憲法の重要性、核兵器廃絶を訴える宣伝・署名行動を、茅野市9条の会、新婦人茅野支部、茅野原水協の17人がおこないました。
風も強く、雪も舞う中で、新成人たちに声をかけて、署名のお願いとチラシ配布(300枚)をおこないました。「核兵器廃絶を」と声をかけると「よし!」と署名に応じて隣の友人にも勧める姿や、迷っていた新成人が親に勧められて署名する場面もありました。署名は117人分、募金は3000円でした。毎年欠かさず成人式で訴えていますが、「今年は反応がよかった」という感想が寄せられました。
◎他地域の行動
・諏訪市:1月1日、諏訪神社上社前で4人が参加して35人分/7日、成人式で5人が参加して28人分
・上田市:1月6日、上田駅前で3人が参加して5人分
(長野県原水協事務局長・丸山稔)