原水爆禁止静岡市協議会は1月1日、浅間(せんげん)神社前で「ヒバクシャ国際署名」と被爆者援護・連帯募金を訴える宣伝をおこない、15人が参加しました。
参拝者がごった返すなか、参加者は「署名を国連に届けます。人類と共存できない核兵器を廃絶させましょう」と呼びかけました。子連れの母親や女子中学生が足を止めて署名に応じました。1時間で40人分の署名と13,584円の募金が寄せられました。
静岡市原水協の木野忠事務局長は、日本政府が核保有国と並んで核兵器禁止の動きに逆行していると説明し、被爆国にあるまじき姿勢だと批判しました。子どもと一緒に署名した母親(47)は「子どもたちの未来のために署名した。世界が今後どうなっていくかわからないが、危険な核兵器をなくすことが大事」と話しました。市内の女性(65)は「核兵器禁止条約に反対するのはひどい。常識のある政治をしてほしい」と語りました。