【広島】原爆被爆者養護ホーム入所者に全国から寄せられた被爆者への「見舞金」届ける

雨森鶴江さん(右)に見舞金を手渡す高橋代表理事

広島県原水協の高橋信雄代表理事と広島県被団協の佐久間邦彦理事長ら4人は14日午後、原爆被爆者養護ホーム「舟入むつみ園」と「矢野おりづる園」を訪問し、全国から寄せられた被爆者への「見舞金」あわせて300人分を届けました。

「舟入むつみ園」では、高橋代表理事が、入所者代表で最高齢の雨森鶴江さん(100歳)に、「原水爆禁止運動のなかで寄せられた全国の人々からの善意です。来年は『核兵器禁止条約』制定のための会議が開かれることになり、いよいよ核兵器廃絶に手が届くことになります。それまで健康で長生きしてください」と言いながら「見舞金」を手渡しました。雨森さんは、「いつも私たちのことを気にかけていただき、ありがとうございます。私は120歳まで生きるつもりでいます」と応じていました。

NHKが取材し、テレビ・ラジオの昼と夕方のローカルニュースで放送しました。

15日には、安佐北区原水協の松本真筆頭代表理事らが、同区内にある「倉掛のぞみ園」を訪問し、300人分の見舞金を贈呈しました。

(広島県原水協事務局長・古田文和)

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