【東京】NPT報告会 参加者のつどい開催-東京自治労連

東京自治労連は5月30日、NPT再検討会議・ニューヨーク行動報告集会を行いました。報告会には参加者と送りだした単組代表など約40人がつどい、ビデオ鑑賞やニューヨーク行動の感想をだしあい、今後に向けた取り組みの決意を語り合いました。

参加者からは「色々な国のかたが核兵器廃絶を求めていることに感銘を受けた」「唯一の被爆国日本の役割を重く感じた」「私たち一人ひとりの力では限られているかもしれないが、協力しあい、平和を願い行動していくことが大きな力となり政府も動かすことができるのではないか」「ニューヨークで体験したこと、感じたことを『思い出の箱』に納めないようにするのが、今後の課題。あの行動は自分にとってのスタート地点であり、ここから平和活動を継続し、それを確固たるものにしていきたい」「今回の経験を生かし、微力ながらもより多くの人に関心をもってもらえるように伝え、核兵器廃絶を訴えていきたい」「行動に参加しなければ知らないことがたくさんあった」「自分が体験・体感したことをより多くの人たちに伝えていきたい」「オバマ演説で核廃絶に踏み出させるために、草の根から声を大きくアメリカに国連に届けようと再びニューヨーク行きを決意した」「地球の裏側でも核兵器をなくそうと考え、行動している人がたくさんいることを実感した」「同じ思いの人々と一緒に旗を持ち、国の壁を超えてともに一丸となり、平和を思い行動していることを実感した。また、現地で茨城原水協から参加している祖父と会うこともできうれしかった」「ずっと核廃絶なんて、誰か一人の行動ではどうにもならないものと思っていた。しかし、今回のように全体として大きな流れが、夢だと思われた核廃絶へ近づくものへ変える力となったことを、身をもって体験した。ほんの少しかもしれないが、大きな流れの一部であったと思う」「同じ思いで世界中の人たちがマンハッタンに集結し平和行動をしている、その中に自分も参加していると思うと、うれしく興奮した」といった感想が出されました。

東京自治労連は、結成20周年事業として100人が参加した「おきなわプロジェクト」の成功を力に、青年をNPTに参加させることを追求しました。31人の代表一人ひとりがニューヨーク行動で感じたことを今後の活動にいかすことで単組運動の強化につながることを確信しています。ニューヨークから広島、長崎へ平和を求める運動を引き続き青年が中心となって主体的に取り組んでいくことで、若い力が大きな力となって返ってきます。引き続き「核兵器のない世界を」実現に向けて奮闘します。

タイトルとURLをコピーしました