NPT再検討会議inNY健生会代表団は6月9日、立川相互病院で報告集会を行い、代表3人が報告しました。
報告会は、病院の2階外来待合室で行われ、40人以上が参加。通りすがりの患者さんも耳を傾けていました。
報告を聞いた参加者からは、「年間を通した活動が大事。6月20日に被爆者検診にとりくむが、今後も続けていきたい」、「パン・ギムン国連事務総長の5月1日演説は、この間の私たちの取り組みと成果を端的にあらわしている。みんなのものにしていきたい」、「NPTの5年間をつなぐものとして原水爆禁止世界大会があるのだと再確認した」などの感想が口々に出されました。
学生時代にIPPNW学生部会に入って活動していたという研修医は、「核兵器を持っている国は利益があるからだと思うが、不利益の部分を大きくしていきたい」と発言。
今年初めて世界大会に参加するという青年は、「これまで核兵器廃絶の運動については何も知らなかったが、今日お話を聞いて運動に参加できて良かった。これからも勉強させてほしい」と率直な気持ちを語りました。
最後に、健生会として昨年の代表数17人を上回る代表を送りだそうと決意が固められました。
日本原水協から前川史郎『原水協通信』編集長が参加し、NPT最終文書の成果と課題をみんなのものにして、原水爆禁止世界大会を大きく成功させようと呼びかけました。
▲講演する前川編集長
▲熱心に耳を傾ける参加者